CJ十種ヶ峰

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画像提供 shinji katayama様
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画像提供 長州DELSOL & 十種ヶ峰
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十種ヶ峰のしゃくやくには長年縁がなく凍てついた激坂だけが印象に残っていた
出会いはもう35年以上前になる、もちろんその頃はルートがハッキリしていなくて遭難者が出るくらいだった

理由は岩登りが激しかったからだ、登山者はシャクヤクの大群生地まで足を踏み入れルートを探した
しかしそれは長く続かなかった、役場が見かねてルートをハッキリ確保したからだ、登るにつれてV字谷が険しくなり
流れる水は凍りついた、もちろんそりゃ冬の話だ、湧き水は岩の隙間に入り込みそれが凍ると膨張して岩を砕く
それがV字谷にゴロゴロと積み重なり歩きにくくなるのだ、以前の十種ヶ峰にはザイルが必要だった・・・と
今誰が信じるだろう?

まっ登山者のほとんどはヤマシャクヤクルートを通らない、もちろんシーズンは違うけど
シャクヤクラインも最初から激坂なら良いのだがしばらくコンクリで舗装されたルートをくねくねと登らなければならない
それが苦痛なのだ、私はオンシーズンにいくと人の行列なので夜の9時から登ったことがある
暗闇で見るヤマシャクヤクの大群生も凄まじい美しさを誇る、なるほど登山者に人気なわけだ
頂上へ着くとこれまた山口県の自然の豊富さを実感することになる、人工物がほとんど見えない
しかも頂上には大きな木などがないので寒風にボテ栗回されてしまうのだ、これも冬の話だ

登りやすさと登りにくさの二面性を持つのはマッキンリーに似ている
夏ならハイキングでも登れるが冬だと探検家の命さえ奪うのだ

さてその十種ヶ峰でCJが開催された、何故かアジアシリーズ戦でもあるが・・・あのコースは性格上スリッピー
かなり晴れた日でも油断が出来ない気が抜けないのだ、しかもナローセクションもありかなりテクニカル
場所によっては狭すぎてペダルの位置すら固定って感じなのだ、登り返しで速度を落とすと悲惨
思い切って漕いでペダルを根っこに引っ掛けてフロントフリップの刑なのだ
なんでもコースの一部が県境を越え島根県という理由もあるらしい


スリッピーなコースは上級者との差が歴然となるのでタイムドセッションから注目していたのだけど
さすがにそこまでリスクを背負う選手はいなかった、だんだんドライになって行くコンディションにあえて無理しなくて良いのだ
これが完全ドライだったら相当選手の入れ替わりがあったに違いない、前日から攻めていけただろうし
思うのだが『良いコース』というのは雨にはテキメンに弱い性質を持っている、そこにライダーの素質が試されるのだ
サンデーライダーは雨には無縁、しかしプロライダーには関係ない、勝ってナンボだからだ
その攻めの恐ろしさには恐れ入る

井本はじめが3分を切るくらいの凄まじいタイムで優勝を飾った、TTでも18秒台というから恐れ入る
デルソルの本村君は予選で24秒台、決勝でそれを6秒短縮して12位指定席

私の予感だがそれでもミスがあったのだろう、レースには『タラ、レバ、モシ』は存在しないがドライだったら結果は違っていたはず
レースで一番悔しいのは予選や試走で出来ていた走りが本番で出来なかった時だ
まっそこがレースの醍醐味なんですけどね、逆に試走で出来なかったけど本番で出来た・・・ツー事もあるしね
ユーキ君やタロー君などは思い切って攻めてコケたのだろう、マルも同じかな

そんな中で今回ジュニアのレベルの高さにはビックリ、タイムも余裕で決勝行ではないか
あのエイトでさえやっと3位というハイレベル 凄すぎ

チャレンジクラスで南国の黒ヒョウが準優勝 今回はライバルのブリッツ野口さんを抑えた形になった
タイム的に当日入り部門だったのだろう

アドバンスではハワイセージが優勝、一段と大人に見えるのは怪我のせいか?しかしよくあの怪我を乗り越えたものだ
来シーズンも注目していきたい選手だ

舘兄はTTから安定したタイムを叩き出して27位、マスターもこのコースは苦手、ちょっと作りこんだセクションは富士見や瀬女にはない
危険性を持っている、つまり時間をかけて攻略が難しいのだ、走れば慣れる問題ではないからだ
そんな中で安定したタイムを叩き出すのだからまさに彼こそ『自転車乗り』と呼ぶにふさわしい


今回のタイムで僕の中心的な位置付けにバンキッシュの鉄っちゃんがいる、彼はこのコースメーカーでもあり
十種ヶ峰の職員的位置付けである意味コースを知り尽くしている、当たり前のように僕の目から彼は相当速い
つまりローカル的位置付けだったからだ
だからもし僕がこのコースを走っていたら・・鉄っちゃんのタイムから僕のタイムは想像できるのだ
多分4分50秒あたりじゃないだろうか?

本来ならバンキッシュの総統コージさんがそこそこきて当然なのだが彼は当然の如く責任感が強く
この大会の為に日々走り回りほとんど睡眠がとれていない状態であることは長年の付き合いで簡単に想像できる
病理学的には『重症』に位置付けされる状態と私個人断言する、つまりベストコンディションには程遠い
しかし彼のような人材がこのダウンヒルという言わば特殊と言えるスポーツを支えている事に感謝したい
広い意味合いではもちろん他に大勢いるのだが・・・その場その場にいて僕は感謝しきれない人がたくさんいるのだ
選手としての評価だけではなく人間として尊敬できる人々が私たちの周りにたくさんいるのだ
これからもこのような人に囲まれて僕は生きて行けるのだからなんと幸せなことか・・・そう思ってしまう


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キンダークラスの速度に驚いた あきらかにこいつらは将来怪物になる
今のうちにサインもらっておこう

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by delsol200 | 2017-10-09 15:50 | Comments(0)
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